表彰式
第47回 全国公募千字文大会 表彰式
8月29日(金)から31日(日)の三日間、日本書道教育学会本部ビル 神田書学院において、第47回全国公募千字文大会の展覧会を開催いたしました。30日(土)には神田書学院にて表彰式が挙行され、全国から特別賞受賞者やそのご家族、指導にあたられた先生方などがご来場くださり、会場は華やかな賑わいに包まれました。

お祝いの言葉を述べられる石橋智子校長

文部科学大臣賞授与
厳正な審査を経て、総出品数8,041点の中から、特別賞に輝いた70点の作品と委嘱作品が、神田書学院の3階4階フロアに展覧されました。会場には、「千字文」が毛筆、ペン・硬筆、篆刻で表現された圧巻の作品が並び、その多様な千字文作品の展示に、来場者の方より使用用具や作品についてのご質問をいただく場面もあり、皆様強い関心を持って、大変熱心に鑑賞されていました。
はじめに、賞状・副賞の授与が行われました。全国からお集まりいただいた受賞者の皆様一人一人に賞状・副賞が授与され、会場から大きな拍手が贈られました。
続いて、学校長祝辞として、本校校長 石橋智子先生よりご挨拶を戴きました。「本日は本当におめでとうございます。皆様の素晴らしい作品を見せていただき、書道というものが、これほど日本の国に根強く、そして伝統芸術として継承されている、ということに大変感激いたしました。どうか皆様方には、日本の誉ある文字芸術〝書道〟をますます研鑽され、素晴らしい作品を書かれ、ご自分の誇り、国の誇りとしていただきたいと存じております」と激励の言葉を贈られました。

校長賞授賞の様子

会長賞授賞の様子
続く本会役員の紹介、千字文大会事務局からの経過報告の後、今大会の受賞者を代表し、文部科学大臣賞を受賞されました、一般毛筆の部・髙ななみさん、一般硬筆の部・青木千絵さんのお二人より、受賞の喜びと感謝の気持ち、そして更なる精進の決意の言葉が丁寧に述べられました。

文部科学大臣賞受賞の髙ななみさんによる謝辞
終わりに、会場が受賞者の皆様を称える今一度の温かな拍手に包まれる中、表彰式は午後三時過ぎに恙無く閉式の運びとなりました。